「茅葺」「茅採取」ユネスコ無形文化遺産登録記念フォーラム


リアル開催のフォーラムに参加するのいつぶりでしょう(≧∇≦)b

先日「茅葺」「茅採取」ユネスコ無形文化遺産登録記念フォーラムの来場参加に応募して参加してきました❕

・・・茅葺きは古民家的なところで観光として見るもの・・・と漠然と思っていましたが、

奈良大学上野誠教授が『万葉集に見る茅と茅葺きの文化』、建築家 隈研吾さんが『茅葺きの現代建築の可能性』の講演をされると聞き、知ってるようで知らない世界に興味津々会場入りしました😊

 

上野教授、面白い話ありがとうございました!!楽しい話で万葉集の世界に引き込まれました。
開場前に教授が立ち寄られた喫茶店の隣の席で「隈研吾の話だけ聞く」と話してたお客さんも、帰りの車中では上野教授の話が一番だったと言われてたはずですよ😊

隈研吾さん、講演では「素材の転換期」循環の時代が来るなど、地方が元気になる時代へのお話が聞けました。地元の自然素材で作られた建築物を見せてもらいました。素晴らしい!和紙を壁面全面的に使用し、こんにゃく等で防水処理をしてある建物。壁面に茅を使用したり、本物はもっと素晴らしいのでしょう。

人吉市の青井阿蘇神社の国宝記念館の設計もされているとの事。完成したら絶対見に行きます💨

 

今回、フォーラムのパネルディスカッション中、私は大きな勘違いに気づきました( ゚д゚)ハッ!

今の今まで茅という植物が有ると知ったかぶりをしていたのです(゜o゜;

茅とはイネ科の総称。阿蘇では多くをススキを刈り取った?物を茅と呼ぶそうで、ヨーロッパでは小麦の藁などが茅として使われていたりするそうです。硬さや長さ使う用途によって使われる茅の種類が違うとのことでした。

地元が阿蘇西原村なのに・・・野焼きも毎年家の者が参加するのに・・・3月の野焼き時期の日曜の天気が気になるのに・・・ 知らなかったなど言ったら皆に呆れられそうで恐ろしい😱。

分かったのは、野焼きも阿蘇の草原、原野の為に大事なこと。ボランティアの協力なしではできないこと。でも茅を刈り輪地切り(防火帯)のその茅が、必要とされるならば、それが現地の収入源にもなり火災防止もなること。
ススキは森林と違い水分を多く必要としない節水植物の為、その先の平地まで豊かな水を流すことができるということ。

 

6時間の(長いかも)と思ったフォーラムがあっという間に過ぎました😄 もっと聞いたことを書きたいのですが、耳で聞くだけだったので、私の脳みそではこれ以上文字には出来ませんが、本当にいい時間でした😊

 

このコロナ禍に開催まで、また開催時携わっていただいた多くの皆様に本当に感謝の気持でいっぱいです💖

そしてアドコムがこのフォーラムの事務局を請け負うことが出来たことで又一歩前に進めた気がします。

ほんとうにありがとうございました☺️