夏も近づく八十八夜♪

もうすぐ6月ですね!

なので6月にちなんだ話題を掲載しようと思いましたが…

5月の振返り記事を投稿することにしました(笑)

 

5月は二十四節気の「立夏」が属する月で、夏の気配を感じ始める季節です。

また、今年は「八十八夜」も5月だったことをご存知でしょうか。

※春分から数えて88日目が八十八夜です。

今回はこの八十八夜にちなんだお話をさせていただきます!

「夏も近づく八十八夜・・・」皆様も一度は聞いた事があるフレーズではないでしょうか。

なぜ、茶摘みは八十八夜を目安に行われるのか…。

それは、天候に関係があります。

まず、お茶は雨の日には摘むことができません。理由は、摘んだ直後に蒸す工程に入るのですが、この時に、雨粒が付着していると、独特の香りが付いてしまい品質が落ちてしまいます。また、霜が降りると生育が鈍くなり品質を落としてしまいます。

この時期は冒頭に記載している立夏の直前で、気候がとても安定する時期となり、雨も少なく、別れ霜と言って遅霜が終わる時期でもあり、新芽がすくすくと育つ時期なので、八十八夜を目安に茶摘みが行われます。

新茶はテアニンという旨味成分を沢山含んでおり、とても美味しく、鼻をぬける爽快な風味を楽しめるのもこの時期ならではです。

また、昔から八十八夜に摘んだお茶を飲むと「病気にならない」とか「長生きをする」と言われており、とても縁起の良いものなんですよ!

皆さんは日常の生活の中で、緑茶を飲む機会はありますか?

その際、少し時間をかけて、風味や味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

きっとホッとする一時を過ごせますよ!